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高校生になってからの処理 [脱毛法2 毛抜き]

高校生になってからの処理は 中学生の時と同じですが、

それに 毛抜きが加わりました。


鼻の下の毛は 小学生の時から 床屋さんで剃ってもらっていましたが、
さすがにはずかしくなってきて、母の剃刀で自己処理。

こちらは脚にくらべたら、全体が太くなることはありませんでした。

が、時々口角付近のでてくる太い毛を毛抜きで処理している感じ。



毛抜きの良い点は、一度抜くとしばらくは毛が生えてこないんです。
毛根付近から するっとぬけるので、次が生えるまで時間があるのです。

実際には 毛周期というものがあって 2~3か月ごとに生えてくるサイクル
らしいので、時間差で生えてきた毛をまた処理していました。


そのうちに 脚の毛も抜いてみようか・・・と思い、
毛抜きで処理をはじめました。

ちょっぴり痛かったけど 処理をしないで済む期間が長くなって
ほんと嬉しかったの。


でも ふくらはぎは皮膚が薄いからめちゃめちゃ痛くて、
処理をするのは大変で、半べそかきながら、
なんで私だけこんなことしなきゃいけないの・・・と
静かに泣きながら 処理していたこともあったんです。

自分の体にコンプレックスを抱いていました。

なんで、なんで、みんなはきれいなの・・・と。


母に相談していましたが、今思うと きっと母も悩んでいる私をみて、
同じように苦しい気持ちでいたのだろうな~って思います。

誰の責任でもないのですが、どうにもならないもどかしさを
抱え込んでどんどん 落ち込んでいました。


制服のスカートの丈が みんなよりも長かったのはそんな脚を少しでも隠すため。

周りの子が 彼氏だ恋だって騒いでいても 私には無縁だってそう思っていました。


異性にこんな身体を見られる恐怖から 恋愛にも奥手になってしまったんです。


男女共学であるがゆえに、こんな私にも アピールをしてくれる男の子も
いましたが、全く気にも留めないふり、気付かないふりをして ごまかすことさえして
いました。

本心は 恋だってしたいし、彼氏だってほしかった。

でも その先を考える自分がいて そんな思いをするなら
いっそ恋なんて封印してしまおうと思っていたのです。


悲しい高校時代だったと自分でも思います。

もし、あのころに戻れるなら・・・好きな人に告白してみたかった。



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